ゴールドリボンウオーキング2024

ゴールドリボンウオーキングの歩み

「小児がん」という病気をいつからご存じでしたか?初めてゴールドリボンウオーキングを開催した2007年頃は「子どもでも“がん”になるの?」という人も多い時代でした。
このような状況でのチャリティイベントの開催はどのくらいの方にご参加いただけるのか、不安に思う時期もありましたが、当日、会場となった東京・日比谷には約1,400人の参加者にお集まりいただき、ゴールドリボンウオーキングはスタートしました。
その後、2016年に大阪、2018年には福岡と開催都市も拡大。2021年はゴールドリボンウオーキング初となるオンラインイベントを実施。
2022年には新型コロナウイルスの影響で見送っていたお台場でのリアルイベントを再開し、京都での開催も実現。これまでにのべ57,000人以上の方々にご参加いただきました。
今では「小児がん」という言葉は広く知られるようになり、支援の輪も着実に広がっています。

ゴールドリボンウオーキングの役割

小児がん支援のシンボルマークであるゴールドリボンの存在を知っていただくこと、この気づきや関心こそが小児がんという病気を理解していただくキッカケになります。
ゴールドリボンのグッズを身に着けたウォーキングでその存在を伝えると共に、みなさまのご友人やSNSなどでゴールドリボンや小児がんの存在を発信してもらうことが 小児がんと闘う子どもたちやその家族へのエールとなり、やがて大きなチカラとなると信じています。

知って欲しい小児がんの現状

日本における小児がんの現状

小児がんとは15歳未満にみられる“子どものがん”のことです。
日本では毎年新たに2,000~2,500人の子どもたちが小児がんを発症していると言われています。
白血病、脳腫瘍、神経芽腫など国際小児がん分類によると中分類でも47種類と多く、白血病やリンパ腫を除くと大人では稀なものが多いのが特徴です。

現在では医療の進歩により治癒率は80%へと向上してきましたが、残念ながら尊い命が失われている現実もあります。

治療後も継続的なサポートが必要

治療を終えた後でも、経験者の約半数の方ががんそのものや治療の影響によって生じる晩期合併症(後遺症)を抱えており、就学・就職などの問題に向き合っていかなければならない子どもたちもいます。
それらの子どもたちの移行期医療を含めた長期フォローアップ体制の整備も課題となっています。
小児がんの子どもたち・その家族を取り巻く現状について、詳しくはゴールドリボン・ネットワークWEBサイトでご確認ください。

詳しくはこちら

支援のカタチ

皆さまからお預かりしたご支援やご寄付の合計は4,300万円を超え、小児がん病院の環境整備、医療研究機関や小児がん関連団体等に届けられています。
ゴールドリボンウオーキングをはじめ、継続的な小児がん支援へのご協力をお願いいたします。

これまでの参加者、及び寄付金額

参加者

57,000人以上

寄付金額

4,300万円以上

2023年寄付及び寄贈先

(2023年開催「ゴールドリボンウオーキング」でお預かりした寄付をお届けした内容です)

  • 研究機関
    特定非営利活動法人日本小児がん研究グループ(JCCG)
  • 病院
    静岡県立こども病院、宮城県立こども病院(50音順)
    (過去累計のべ53病院に寄付をお届け)
  • 小児がん支援団体
    28団体

参加者からのメッセージ

●私も小児がんを経験しました。今では元気に過ごし、看護師をやっています。経験しなければ出会わなかった人たち、夢が今ではあります。辛いこともあったけれど今ではその経験が糧となり頑張れています。今闘っている子どもたちも辛いかもしれないけれど頑張ってください!応援しています。

●2歳の子どもと夫と参加を楽しみにしています。子どもができてからなお一層、小さな体で治療に励む患者の方、そしてそれを支える家族の方の気持ちや心、体の負担を少しでも軽くなるように私たちができることを少しでもしていきたいと思います。

●ひとりでも多くの方が安心して治療に専念できる社会になりますよう、微力ながら応援していきたいと思います。

●ゴールドリボンウオーキングには数年ぶりの参加です。小児科看護師として、母として大切なイベントです。娘にも頑張るお友達のことをたくさん知ってほしいので、応援し続けます!

小児がんの子どもたちへの応援歌「WE ARE ONE」

小児がん経験者で結成された「ゴールドリボンフレンズ」が、がん経験者である作曲家の石井亮輔氏と共に制作したチャリティソング!
小児がんの子どもたちへの応援歌「WE ARE ONE」は2017年に大阪で開催されたゴールドリボンウオーキングをきっかけに立ち上がった楽曲プロジェクトです。
作詞やコーラスに参加した「ゴールドリボンフレンズ」は、小児がん経験者で結成された音楽活動グループで「みんなでひとつになって、もっと多くの子どもたちを歌で応援したい!」そんな想いから、2019年にオリジナル楽曲の制作を開始しました。
「WE ARE ONE」というタイトルには小児がん患児・経験者とその家族、医療関係者、そして支援をしてくださる方々と共に「想いをひとつに、お互いに応援し合える歌」という想いが込められています。
聴いていただくこと、歌っていただくことが、小児がんの子どもたちを応援する「ゴールドリボン運動」の一つになります。みんなでひとつになって一緒に歌いましょう!

WE ARE ONE 完成ヒストリー

音楽配信サービスで配信中

音楽配信サービス(iTunes Store, Apple Music, music.jp STORE, Spotifyなど)では、MusicBank合同会社から配信しています。
この楽曲の収益のすべては、小児がんサポート団体に寄付され、小児がんの子どもたちへの支援活動に役立たれます。
  • 楽曲名
    WE ARE ONE
  • アーティスト名
    ゴールドリボンフレンズ
  • 作詞
    ゴールドリボンフレンズ・石井亮輔
  • 作曲
    石井亮輔
  • 編曲
    遠藤ナオキ
  • 配信元
    MusicBank合同会社
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